
〈 ごあいさつ 〉
はじめまして、86★嫁(ハムスターヨメ)と申します。
これから私が過去、実際に経験した「隣人騒音トラブル」について 時系列に沿って少しずつ、書き綴っていこうと思います。
時折ワイドショーなどでもしばしば取り上げられる「騒音被害」「隣人トラブル」というキーワード…
まさかそれが、自分の身に起きるなんて、想像もしていませんでした。
そしてそれらは、予想をはるかに上回る――非常に苦しい6か月間でした。
実際に自分の身に起きるまでは、どこか別の話だと思ってしまっていたけれど。
案外身近に、そういった危険性はいつでも潜んでいるのが世の中というもんです。
もしかしたら、次の被害者はアナタかも…?
そんな騒音・隣人トラブルの被害を少しでも減らせるように、またそういった被害者の方が少しでも解決に近づけるように、このブログを作りました。
当時の記録や録音データなどもまだ手元に残っているので、今後は公開できる範囲で少しずつここで紹介しながら振り返っていく予定です。
時期や細かい情報など、個人が特定されそうな部分については一部ぼかしたり変更したりしていますが、
経験した出来事そのものは、事実…実体験に基づくものです。
もし今まさに騒音トラブルで悩んでいる方がこのブログにたどり着いてくださったなら、
「こんな例もあるんだ」
「自分だけじゃないんだ」
少しでもそう思ってもらえたら嬉しいです。
そして、この記録を参考に(なればいいな)トラブル解決の糸口を掴んでもらえたら本望です。
騒音問題・被害者のみんな……どうか、わが屍を越えてゆけ!!!
▼引越し当時の状況

当時の私は婚約を機に、彼(現旦那)と一緒に私の実家に近い地域へ引っ越すことになりました。
もともと同棲してはいたのですが、ちょうど彼の転職時期とも重なり
新居探しはなかなかのバタバタ状態…
今思えば、この「急いで決めなきゃ!」という状況が、色々な判断を鈍らせた最初のミスだったのかもしれません。
皆さん、お引越しは余裕を持ったスケジュールでね!
▼不動産屋さん激推しの”物件A”

限られた時間の中で物件探しを進めるうちに、新居候補は2つに絞られました。
仲介してくれた不動産屋さん曰く、
物件A
→大家さんが直接管理している物件なので、賃貸審査が早い
物件B
→管理会社を挟むため審査に時間がかかる(長くて2~3週間)
…とのこと。
この時点でもうお分かりかと思いますが、不動産屋さんは物件Aをめっちゃくちゃ推してきました。
「もうスケジュール的にはココしかないですよ!」みたいな勢いで。
正直、2人で内見した感想としては物件Bの方が気に入っていたのですが、
当時は引越し期限が迫っていたこともあり「Aも条件悪くはないし、そもそも選んでる余裕ないか~」と、あまり熟考せずに不動産屋のオススメどおり、物件Aに決定。
―――いや、今思えば。
なんであんなに激推しだったんだろうなぁ? とも思います…
▼広くて立地も最強。でも家賃が安い…?
↓物件Aのスペック↓
- 鉄筋コンクリート造(RC造)アパート
- 広めの2LDKファミリータイプ
- 築年数は古くも新しくも…な中堅クラス
- 1階角部屋(←これが家賃安い理由だと思ってた)
- 駅近10~15分、電車2路線以上
- スーパー/コンビニ/飲食店/病院/役所/大型商業施設など徒歩圏内
- 繁華街が近く、治安だけはちょっと微妙
- 相場より数万円安い
正直、部屋良し!立地良し!コスパ良し!だった。
部屋の広さや立地を考えると相場より数万円ほどは安いので、 当時は「ラッキー!」としか思っていませんでした。
……が、これも今思えば、都合がよすぎたのかもしれません。
▼今だから思う、内見での違和感

「物件A」内見の日。
不動産仲介会社の人と一緒にアパートまで向かうと、 建物前で大家さんが待っていてくれたんです。
私の経験上、内見時に大家さんも顔を出してくれることはあんまりなかったので、おぉ、珍しいな?とその時は思いました。
でもまあ、このご時世なら大家さん側も「入居者がトラブルを起こしそうな人じゃないか」を、入居前に直接会って判断しておきたい貸主さんもいたりしますんで、これに関しては特別おかしいとは思いませんでした。
が、実はこの時。
大家さん、私たちが内見する部屋の玄関ドアも窓も全部開けた状態で待っていたんです。

換気してくれてる~!親切な大家さんだなぁ~(ニッコリ
くらいにしか、この時は思いませんでした。
―――が、今なら思います。
「内見は、閉めた状態でもいろいろ確認しておけばよかった」と。
窓もドアも全開だと、外の音がガンガン入ってくるので室内の音環境なんてほとんど分かりません。
しかも、私たちは時間に追われていて、内見もかなり駆け足で進行。
その結果、入居後になって気づくことになります。
今ならばわかる、負の物件のサインに…。
▼騒音だけじゃない、ヤバい物件ポイント
「……この部屋、ヤバくない?」
入居初日(鍵の受け取り日)、2人で部屋に入って初めに言った言葉がコレでした。
よくよく見ると、この部屋の状態は……
- キッチン下の水道管から水漏れ
- トイレの鍵の故障(扉が開かなくなる)
- 天井照明プラグの破損
- 玄関ドアクローザー故障
- 風呂場のシャワーホルダー破損
- 壁紙の破れ多数
- 大量のカビやヤニ汚れ ………etc
思わず、
「これ本当にクリーニング入ったの?」
と聞きたくなるレベルです。
今ならわかります。
こういう”細かい不具合だらけの部屋”は、管理やメンテナンスが十分ではないサインかもしれません。
もちろん内見時にこういった点に気が付くのが1番理想なのですが…
意外にも、これら破損や不具合箇所のほとんどは、実際に生活してみないと気付けないものばかり。
玄関ドアも、内見時は開けっ放しだったので気付けませんでした。
(……あれ?大家さんが最初から玄関を開けておいてくれてたのって、もしかして…汗)
私たちはそもそもがタイトな時間の中で物件探しを済ませたために、内見時にじっくり室内の状態を見極められなかったこともあるので、
この経験を元に内見時にチェックしておくべきポイントを別記事にてまとめました!
これから引越しを考えている方は、ぜひよかったらそちらもご参考までに読んでみてください↓
▼入居初日。すでに“音”は始まっていた

その日、数日後の荷物搬入に備えて、私たちは掃除道具だけを持って新居へ向かいました。
不動産屋で鍵を受け取り…新しい鍵で玄関を開ける。―――が、
前述の通り、私は部屋の汚さと破損具合に驚愕し、ひたすら掃除。掃除。掃除。
だから、気付かなかったのです。
……上階から聞こえる、不審な”音”に。
しかし後から聞くと、一緒に掃除をしていた彼は、初日からその音の存在に気付いていたそうです。
ちなみに私たちは、普段から決して神経質なタイプではありません。
むしろ逆で、過去には
- 壁薄となりの生活音ダダ漏れ部屋(隣人の会話内容までまるっと聞こえるw)
- 線路真横の電車爆音ルーム
- 隣人ギタリスト昼夜問わず演奏ハウス(※もちろん楽器禁止物件…)
- 右は無許可ペット飼育(猫)、左はクソデカボイス外国人という役満アパート
――――などなど、多種多様な騒音物件(笑)に住んできた経験があります。
両者とも、数々の修羅場をくぐり抜けてきた騒音耐性MAXカップルです。
そんな私たちですら、後に心を折られることになるなんて…
やっぱりオバケだとか妖怪だとかよりも、生きてる人間が1番怖いですよ。泣
▼「ドンッ…ドンッ…」
荷物搬入までの数日間。
空っぽの部屋で掃除をしていると、
「ドンッ……」
「ドンッ……」
と、不思議な音が断続的に聞こえてきました。
押入れの戸を強く閉めたような音。
あるいは重い何かを壁や床にぶつけたような音。
彼はこの音が初日から気になっていたそうですが、 私はというと
「家族が多いのかな」
「ペットでもいるのかな」
くらいにしか思っていませんでした。
それに、まだ昼間。
人の生活音なんて、こんなものだろう…
そう考えていました。
まさか、この「ドンッ」が。
これから半年もの間、私たちを苦しめることになるとは、この時はまだ想像もしていなかったのです。
〈次回予告〉第2話は…

いよいよ、引っ越し当日。
次々と荷物が運び込まれる中、例の”音”はよりハッキリと聞こえてくるようになります。
その晩、彼がふと、こんなことを口にしました。
「そういえば、真上の階の人……ちょっと変じゃない?」
無意識のうちに感じていた違和感。
その正体が、
少しずつ姿を現し始めます――


